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SRトピックス Vol.349

プロ野球阪神ファンの皆様、日本一おめでとうございます。今年の日本シリーズは最終戦までもつれ込む大熱戦で、どちらのチームのファンではない私は何のプレッシャーも無く大いに楽しませていただきました。今年は、投手戦が主体になるかと思っていましたが、両チームの打線が素晴らしく投打共に楽しめました。阪神が日本一になったのは実に38年ぶりとの事ですが、38年前といえば私がファンである巨人の当時のエースの一人だった槙原投手が、バース選手、掛布選手、岡田選手(今の監督ですね)に生涯忘れられない3人連続バックスクリーンへのホームランを打たれた年です。思い出したくなかった・・。

退職代行サービスの利用率は2%~『エン転職』アンケートより

「退職代行サービス」といえば、「辞めさせて貰えないブラック企業から逃げるため」みたいなイメージが割と定着していて利用者も増えている様ですが、実際のところ退職代行サービスの利用者ってどの位いるんだろうと思っていたら、エン・ジャパン株式会社が運営する総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「退職代行」について実施したアンケートの結果が公表されていましたので、ご紹介したいと思います。

1.認知度

「退職代行」とは、労働者本人に代わって、代行業者や弁護士が会社に退職の意思を伝えて手続を代行するサービスです。「退職代行というサービスを知っていますか?」という質問には、72%が「知っている」と回答しています。年代別でみると、40代以上の認知度が64%に対し、20代は83%と、19ポイントもの差がありました。

2.利用率

「退職代行サービスを利用したことがありますか?」という質問には、93%が「ない」と回答しています。利用経験のない方に理由を尋ねると「退職意向は自分で会社に言うべきだと思うから」(44%)が最多で、2位は「金銭的負担があるから」(26%)でした。一方で、「ある」は全体のわずか2%でした。利用の理由トップは「退職を言い出しにくかったから」(50%)で、特に20代の回答が目立ちました。30代、40代のトップは「すぐに退職したかったから」(30代:52%、40代以上:45%)でした。

3.退職代行を利用しない条件は?

退職代行サービスを利用したことがある方に「どのような環境や条件があれば、退職代行を利用しなかったと思いますか?」と質問すると、第1位は「上司が話しやすい」(60%)、次いで「職場の人間関係がよい」(56%)、「退職意向をきちんと認めてくれる風土がある」(42%)が続きました。

4.今後、退職代行を利用するか

「今後、退職代行を利用したいですか?」との質問には、「今後、使いたいとは思わない」が31%に対して、「今後、状況によっては使うかもしれない」が42%となりました。

「退職代行サービス」を使われた企業の人事担当者は、「最初は、何でそんなものを使うんだろう。うちの会社ってそんなに社員から信頼が無いのか?」と思ったそうですが、実際に経験した後は「必要な書類や健康保険証とかも確実に送ってくれるので、退職代行サービスを使って貰った方が手続が滞らず楽だった」と仰っています。今後は、それなりに利用者も増えると思いますが、ブラック企業でなくても使う人は使うようなので気に病む必要はありませんね。

【エン・ジャパン株式会社「7,700人に聞いた「退職代行」実態調査~「エン転職」ユーザーアンケートより】

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  • 令和5年11月15日
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  • 望月社会保険労務士事務所
  • 代表・特定社会保険労務士
  • 望月 正也