オリックスファンの皆様、日本一おめでとございます!!いや~、決して負け惜しみでは無いのですが、贔屓のチームが出ない日本シリーズはドキドキやイライラが無く純粋に競技観戦そのものを楽しめるので最高です(決して負け惜しみではないですよ、決して・・・)。下馬評は圧倒的にヤクルト優勢でしたが、やはり勝負事はやってみないと分からないものです。ヤクルトファンの方々は残念でしたね。でも、良いじゃないですか!去年は日本一だったし、今年だってセリーグ優勝だし、村上君は3冠王だし・・・、それに比べて私の贔屓の某チームなんて、戦前下馬評は優勝だったのに終わってみれば屈辱の4位、これじゃチームの再建に何年かかるやら。こんな時期まで贔屓のチームの試合が観られるなんて、本当に羨ましい限りです・・・(これは、本音です)。
高齢者の人口・就業者数が過去最高に~総務省統計より
総務省は、「敬老の日」(9月19日)にちなんで、我が国の65歳以上の高齢者(以下、「高齢者」という)の人口、就業について取りまとめました。
- 1.75歳以上の人口が初めて15%超に
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統計結果によると、高齢者の人口(2022年9月15日現在推計)は3,627万人(前年比6万人増)で過去最多に、総人口に占める割合は29.1%(前年比0.3ポイント増)で過去最高となっています。また、75歳以上の人口は1,937万人(前年比72万人増)となり、総人口に占める割合は15.5%と、初めて15%を超えました。これは、いわゆる「団塊の世代」(1947年~1949年生まれ)が2022年から75歳を迎え始めたことによると考えられます。
- 2.非正規の高齢就業者が増加
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2021年の総務省の労働力調査によると、高齢者の就業者(以下、「高齢就業者」という)数は909万人(前年比6万人増)で、18年連続で過去最多となっています。
また、高齢者の就業率(65歳以上の人口に占める就業者の割合)は25.1%(前年と同率)となっています。年齢階級別では、65~69歳の就業率は、10年連続で上昇し50.3%(前年比0.7ポイント増)で初めて50%を超え、70歳以上の就業率は、5年連続で上昇し18.1%となっています。
高齢就業者を従業上の地位別にみると、役員を除く雇用者が517万人(57.6%)で最も多くなっています。さらにこれを雇用形態別にみると、非正規の職員・従業員が 393万人(75.9%)となっています。なお、非正規の職員・従業員は、2011年の168万人から2021年では393万人と、10年間で225万人増加しています。
- 3.高齢就業者は、「卸売業,小売業」や「農業,林業」などで多い
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高齢就業者を主な産業別にみると、「卸売業,小売業」が130万人と最も多く、次いで「農業,林業」が104万人、「サービス業(他に分類されないもの)」が103万人、「医療,福祉」が101万人などとなっています。
なお、各産業の就業者に占める高齢就業者の割合をみると、「農業,林業」が53.3%と最も高く、次いで「不動産業,物品賃貸業」が26.8%、「サービス業(他に分類されないもの)」が22.8%、「生活関連サービス業,娯楽業」が19.44%などとなっています。
- 4.高齢労働者が非正規の職員・従業員についた主な理由
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現在の非正規の雇用形態に就いた主な理由別の割合を男女別にみると、男性は「自分の都合のよい時間に働きたいから」(30.7%)が最も高く、次いで「専門的な技能等をいかせるから」(18.5%)、「家計の補助・学費等を得たいから」(16.4%)などとなっています。また、女性についても、「自分の都合のよい時間に働きたいから」(38.0)が最も高く、次いで「家計の補助・学費等を得たいから」(21.7%)、「専門的な技能等をいかせるから」(8.7%)などとなっています。
高齢者は、加齢による運動能力の低下から、転倒による骨折等の労災事故が起きやすくなりますので、企業としても高齢労働者の安全管理に注意が必要ですね。
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- 望月社会保険労 務士事務所
- 代表・特定社会保険労務士
- 望月 正也