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SRトピックス Vol.320

温暖化とは、季節の移ろいタイミングも変えてしまうのでしょうか?今年は、例年より早く梅雨に入ったと思ったら何と6月中に梅雨明けで、6月なのに真夏の様な猛暑が続き、夏休み中なのに8月の下旬は秋(まあ、暦では秋なのでこれで良いのかも知れませんが)を思わせるような気温となり、とうとう今週は秋雨前線の様相を呈してきました。季節に関して言えば、特に春と秋が短くなった様な気がしています。例年の5月は機構が安定し、新緑が綺麗で1年で最高の月なはずですが、ここ数年はぐずついた天気が続く月になってしまった感があります。肌でも感じる気候変動、なんだか切ないですね・・・。

半数以上の新入社員が10年以内の退職を考えている!~マイナビ転職「2022年卒新入社員の意識調査」より

株式会社マイナビが、2022年卒の新入社員800人を対象にWEB上で「新入社員の意識調査」を実施しその結果が公表されましたので、特に注目すべき項目について取り上げます

1.今の会社の退職予定が「3年以内」は28.3%、「10年以内」では51.0%

この割合は昨年とほぼ同じですが、ここ数年では微増しています。最も多い理由に、男性は「転職でキャリアアップしていきたい」(33.9%)、女性は「ライフステージに合わせて働き方を変えたい」(43.6%)があげられます。

「定年まで」と答えた割合は、18.5%でした。

2.65.0%が現在「働きがい」を感じている

働きがいを感じる職場としてあげられたのは、「自身の成長を感じる」(55.6%)が最も多く、次いで「誰か(顧客・同僚)の役に立てた」(49.8%)、「褒められる、労われる」(48.0%)と続きます。意外(これは我々古い世代から見た考えですね)にも、給料の項目「自身の働きに見合う報酬が得られている」は31.1%と低めの結果でした。今の若い世代の労働者は、待遇よりも精神面での充実のほうを重要視しているのかもしれません。

3.「テレワークが廃止されても働き続ける」は約半数

2022年の新入社員のテレワーク率は19.1%であり、コロナ1年目、2年目に比べると減少傾向にありますが、現在テレワークをしている人に、テレワークが廃止されても働き続けるかを聞いたところ、51.3%が「働き続ける」、23.0%が「テレワークできる会社に転職する」、残りは「分からない」と回答しています。

一方で、テレワークをしていない人に、テレワークができる環境で働きたいかを尋ねたところ、「働けるならテレワークがいい」(50.0%)、「思わない」(43.7%)と分かれる結果となりました。

2022年度の新入社員は、大学での授業や就職活動などをオンライン上で行うことが通常であった世代なので、完全出社という従来の社会の感覚に慣れていない可能性があります。

大なり小なりコロナ禍の影響を受けて社会人となった新人さん達には、完全出社、テレワークを問わず上司や先輩からの声掛けを積極的に行うことが重要そうです。これによってお互いのコミュニケーションがとりやすくなり、働きがいや職場定着に繋げて行きたいですね。

【マイナビ転職「2022年新入社員の意識調査」】

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  • 令和4年9月1日
  • 茨城県つくば市松野木163-3
  • 望月社会保険労 務士事務所
  • 代表・特定社会保険労務士
  • 望月 正也