最近「EV車」の宣伝をTVで良く見かけます。ガソリン車ではないのでガソリン代もかからず、家の電気で充電できるので日常生活では便利そうですが、まだまだフル充電での走行可能距離が短いため遠出は難しそうですし、家で行う充電に必要な充電ケーブルも、雨ざらしには出来ないので充電するたびにしまう必要があったりと、まだ家庭の主役には無理そうです。EV車を所有している友人に聞いたら、出先で充電を行うと30分(1回につき30分かかるそうです)充電して増えるのは80km分程度だそうで、高速だと30分充電して30分くらい走るとまた充電が必要になるとのことでした。また、PAの充電器も数がなく、前に1台充電していると自分の充電の番まで30分まつ羽目になるそうです。(友人曰く、「二度とEV車で遠出はしない」とのこと)しばらくは様子見ですね。
企業のメンタルヘルス対策の取組状況について
新型コロナの影響で、様々な面からメンタルヘルスの問題が取り沙汰されることが増えてきました。長引くコロナ禍により不安や孤独を感じる人も多いのではないでしょうか。働く人にとっては、労働環境がガラッと変化したことで、メンタルに影響を受けている人も少なくないようです。
- 1.小規模の事業所では約半数で対策がとられていない
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厚生労働省が公表した令和3年「労働安全衛生調査(実態調査)」の結果によれば、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は、労働者数50人以上の事業所で94.4%(令和2年調査92.8%)、30~49人の事業所で70.7%(同69.1%)、10~29人の事業所で49.6%(同53.5%)となっています。
取組内容(複数回答)をみると、「ストレスチェックの実施」がその大半を占めており、実施が義務化されていない小規模の事業所ではメンタルヘルス対策がとられていない割合が約半数という結果になっています。
- 2.仕事や職業生活に関する強いストレスがある人は5割超え
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また、同調査によれば、現在の仕事や職業生活に関して強い不安やストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は53.3%(令和2年調査54.2%)となっています。ストレスとなっていると感じるその内容(複数回答)の上位は、
- 1位「仕事の量」・・・・・・・・・・・・・・・・・43.2%で
- 2位「仕事の失敗、責任の発生等」・・・・・・・・・33.7%
- 3位「仕事の質」・・・・・・・・・・・・・・・・・33.6%
- 4位「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」・・・25.7%
となっています。
- 3.実効性のある対策の必要性
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調査では、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1カ月以上休業した労働者または退職した労働者がいた事業所の割合は10.1%(令和2年調査9.2%)との結果が出ています。
「実効性のあるメンタルヘルス対策」を会社内で研究し講じていくことは、企業にとって貴重な人材の確保・維持の面でも重要な課題であるといえますね。
【厚生労働省「令和3年 労働安全衛生調査(実態調査)結果の概況」】
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- 茨城県つくば市松野木163-3
- 望月社会保険労 務士事務所
- 代表・特定社会保険労務士
- 望月 正也