今日から3月。先週末頃から、それまでの寒さが嘘の様な暖かい日が続いています。陽気も春らしくなって来て気分も何となくウキウキですが、良いことばかりが続かないのもこの世の常識で、私の天敵であるスギ花粉もウキウキ飛び散って舞い狂ってます。当然花粉症の薬を飲んでますが、毎回忘れずに飲み続けるのお酒と違って難しくよく忘れます。そのせいか土曜日の夜は目のかゆみと鼻水に襲われ、ひどい目に遭いました・・・。あ~、本当に目玉を取り出して洗いたい!!まあ、こんな目に遭えば今年はもう花粉症の薬を飲み忘れることも無いでしょうけど。
外国人労働者数、雇用事業者数とも過去最高、増加率はやや鈍化~厚労省まとめ(令和3年10月末現在)
厚生労働省は1月28日、昨年10月末現在の外国人雇用についての届出状況の取りまとめを公表しました。
届出の対象は、事業主に雇用される外国人労働者(特別永住者、在留資格「外交」・「公用」の者を除く。)で、数値は令和3年10月末時点で事業主から提出のあった届出件数を集計したものです。
- 1.外国人労働者数、外国人を雇用する事業所数ともに、届出の義務化以降最高を更新
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外国人を雇用する事業所数は28万5,080か所、外国人労働者数は172万7,221人で、一昨年10月末現在の26万7,243か所、172万4,328人に比べて、1万7,837か所、2,893人の増加となっています。
外国人を雇用する事業所数および外国人労働者数ともに、平成19年に届出が義務化されて以降で最高の数値を更新したものの、対前年増加率は、事業所数で6.7%と前年10.2%から 3.5%の減少、労働者数で0.2%と前年4.0%から3.8%の減少といずれも減少していて、新型コロナの影響が如実に表れた数字になっています。
- 2.国籍別では、ベトナムが最多の45万3,344人。次いで中国、フィリピン
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国籍別にみると、ベトナムが最も多い45万3,344人で、外国人労働者数全体の26.2%を占めています。次いで、中国39万7,084人(同23.0%)、フィリピン19万1,083人(同11.1%)の順となっています。
- 3.産業別では「製造業」が最多で、全体の27.0%
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外国人労働者数の産業別の割合をみると、一番多いのは「製造業」で27.0%を占め、次いで「サービス業(他に分類されないもの)」が16.3%、「卸売業、小売業」が13.3%となっています。
外国人雇用状況の届出制度は、「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」に基づいて、外国人労働者の雇用管理の改善や再就職支援などを目的として、すべての事業主に、外国人労働者の雇入れ・離職時に、氏名、在留資格、在留期間などを確認し、厚生労働大臣(ハローワーク)へ届け出ることが義務付けられています。外国人の在留カードの有効期間は、その在留資格によって3ヶ月から5年と大きな幅があります。入社の際に在留カードを確認したが、その後の更新の確認を行っていないまま当該外国人労働者が急に退職した様な場合に、最新の在留カードの情報が無いと雇用保険の資格喪失手続が出来ないなど、事務作業に支障が出ますので、外国人労働者の在留カードの管理は適宜適切に行ってください。特に初めて外国人労働者を雇用される方や、外国人労働者の雇用実績が少ない方は注意が必要だと思います。
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- 望月社会保険労務士事務所
- 代表・特定社会保険労務士
- 望月 正也