北京オリンピックの真っ最中ですが、日本の選手達も大活躍ですね!!でも、今回のオリンピックは疑惑の判定やら失格等が続出していて、あまりの露骨さに興ざめもあります。見ている側の私は、こうやって文句を言ってるだけですが、オリンピックに向けて4年間必死の努力をされて来た選手達は本当に気の毒です。端から見てもおかしいと分かるような判定を出す審判の人達には、きっと彼らの4年間の日々と努力が想像出来ないのですね。 悲しく気の毒な人達ですが、そんな彼らを審判にしたIOCが一番ダメダメです!!
今年から確定拠出年金制度の内容が変わります
皆さんもご承知の通り、確定拠出年金制度は長期化する高齢期の経済基盤を充実できるよう、また、中小企業を含むより多くの企業や個人が制度を活用できるよう、適宜制度の見直しが行われています。今年も制度改正されますが、施行される改正内容は次のとおりです。
- 1.4月施行―受給開始時期の上限が75歳に延長されます
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2022年4月から企業型DCとiDeCoの老齢給付金の受給開始時期を60歳(加入者資格喪失後)から75歳(現行は70歳)までの間で、ご自身で選択することができるようになります。
- 2.5月施行―企業型DCの加入可能年齢の拡大されます
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現在、企業型DCに加入することができるのは65歳未満の方ですが、2022年5月から70歳未満の方まで拡大されます。ただし、企業によっては規約で加入年上限を定めている場合があり、その場合は加入上限年齢までとなります。
- 3.5月施行―iDeCoの加入可能年齢の拡大されます
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現在、iDeCoに加入できるのは60歳未満の公的年金の被保険者ですが、2022年5月から65歳未満に拡大されます。但し、加入できるのは国民年金被保険者期間ですので、社会保険に加入している会社員は問題ありませんが、自営業等は60歳以上で加入できるのは任意加入被保険者のみになります。
- 4.10月施行―企業型DC加入者がiDeCoに加入しやすくなります
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現在、企業型DCに加入している方がiDeCoに加入するには、各企業の労使の合意が必要ですが、2022年10月からは原則加入できるようになります。 ただし、企業型DCの事業主掛金とiDeCoの掛金、これらの合計額がそれぞれ以下のとおりであることが必要です。また、企業型DCにおいて加入者掛金を拠出(マッチング拠出)している場合などには、iDeCoに加入できません。
【企業型DCに加入している方がiDeCoに加入する場合】
- ・企業型DCの事業主掛金(①)→55,000円(会社掛金上限)以内
- ・iDeCoの掛金(②)→21,000円(個人掛金上限)以内
- ・①+②→55,000円(会社と個人を合わせた上限)以内
【企業型DCと確定給付型(DB、厚生年金基金など)に加入している方がiDeCoに加入する場合】
- ・企業型DCの事業主掛金(①)→27,500円(会社掛金上限)以内
- ・iDeCo(②)→12,000円(個人掛金上限)以内
- ・①+②→27,500円(会社と個人を合わせた上限)以内
会社の上限である55,000円を拠出出来る企業はごく少数だと思いますので、個人で上乗せが出来る様になるのは歓迎ですね。(掛金は全額所得控除になりますしね!)
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こちらをクリックしてください。- 令和4年2月15日
- 茨城県つくば市松野木163-3
- 望月社会保険労務士事務所
- 代表・特定社会保険労務士
- 望月 正也