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SRトピックス Vol.302

今日は、季節外れの嵐の様な朝でしたね。窓を叩く激しい雨音で、朝の4時半に目が覚めました(年齢のせいでしょうか)。すっかり目が覚めてしまったので、外の様子を見に玄関を開けると、この時期にしてはあり得ないような生ぬるい空気と台風かと間違えるような激しい雨でした。まあ、空気感と雨の激しさは分かっても周囲は真っ暗なので雲の様子なんかは全然わかりませんでしたが。これでは日課のウォーキングも出来ないので、今この文章を書いてます。今は現時刻は朝の5時30分ですが、相変わらず雨音も激しいしまだまだ夜明けには時間がかかりそうです・・・。

転職者の5割以上が現在の勤務先に満足~令和2年「転職者実態調査」

厚生労働省は11月8日、令和2年「転職者実態調査」の結果を公表しました。

「転職者実態調査」は、転職者の採用状況、就業意識等の実態を把握することを目的としています。今回の調査は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所から17,218事業所(有効回答数9,149事業所、有効回答率53.1%)およびそこで働く転職者から9,890人を無作為抽出(有効回答数5、530人、有効回答率55.9%)し、令和2年10月1日現在の状況について実施したものです。

1.現在の勤め先に満足な転職者は、不満足な転職者を大幅に上回る

転職者の現在の勤務先における満足度については、「満足」「やや満足」とした割合の合計は53.4%、「不満」「やや不満」の合計は11.4%で、その差で表す「満足度指数」は、「職業生活全体」で42.0ポイントとなっています。

また、「職業生活全体」を事業所規模別にみると、事業所規模が大きいほどポイントが高く、満足度項目ごとにみると、すべての項目で「満足」が「不満足」を上回っています。特に、「仕事内容・職種」が最も高く、60.5ポイントでした。

2.離職理由は「労働条件」、転職先を選んだ理由は「仕事内容・職種」

転職者が直前の勤め先を離職した主な理由は、「自己都合」が76.6%と最も高くなっています。そして「自己都合」による離職理由(3つまでの複数回答)は、「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」が28.2%で最も高く、次いで「満足のいく仕事内容でなかったから」が26.0%、「賃金が低かったから」が23.8%となっています。

また、転職者が現在の勤め先を選んだ理由(3つまでの複数回答)は、「仕事の内容・職種に満足がいくから」が41.0%で最も高く、次いで「自分の技能・能力が活かせるから」が36.0%、「労働条件(賃金以外)がよいから」が26.0%となっています。

3.事業所による転職者の募集方法と、転職者による転職活動の方法

転職者がいる事業所の転職者の募集方法(複数回答)は、「ハローワーク等の公的機関」とする事業所割合が最も高く67.3%で、次いで「求人サイト・求人情報専門誌、新聞、チラシ等」が43.2%、「縁故(知人、友人等)」が27.6%となっています。

また男女別では、それそれ1位は男性が「満足のいく仕事内容でなかったから」(28.4%)、女性が「労働条件(賃金以外)がよいから」(28.1%)となっており、男女で勤務先に対する価値観に違いがあることが分かります。

一方、転職者がどのような方法で転職活動を行ったか(複数回答)をみると、「求人サイト・求人情報専門誌・新聞・チラシ等」が39.4%と最も高く、次いで「ハローワーク等の公的機関」が34.3%、「縁故(知人、友人等)」が26.8%となっています。

上記以外にも様々情報が載っていますので、興味のある方は下記のHPをご参照ください。

【厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」】

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【望月社会保険労務士事務所 SRトッピクスPDF版ダウンロード】

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  • 令和3年12月1日
  • 茨城県つくば市松野木163-3
  • 望月社会保険労務士事務所
  • 代表・特定社会保険労務士
  • 望月 正也