SRトピックス Vol.234
稀勢の里、引退してしまいましたね。まあ、あの状況では引退もやむなしでしょうか。前回も書きましたが、久々の日本人横綱で茨城県出身ということもあり、貴乃花以来相撲に興味を無くしていた私をまた相撲観戦に引き戻してくれた稀勢の里ですので、出来ればもう少し横綱でいて欲しかった・・・、出来ればもう1回優勝を見たかった、と言うのが本音です。稀勢の里関、長い間お疲れ様でした。さあ、気持ちを切り替えて、高安関に頑張って貰いましょう!
「健康経営」――他社はどのような取組みを行っているのか?
東京商工会議所から「健康経営に関する実態調査 調査結果」が公表されています。健康経営については大分認知されてきているかと思いますが、他社はどういった取組みしているのか、その効果のほどはどうなのか、気になるところかと思います。今回はこの調査結果から、その実態を見てみます。
- 1.おさらい~健康経営とは?
- 従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する経営手法。企業理念に基づいて、従業員等への健康投資を行うことで、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上等につながると期待されています。
2.「健康経営」で実践している(実践の予定がある)具体的な取組み
- 1位:健診・検診(健康診断受診率100%、人間ドックの費用負担等)
- 2位:労働時間等の適正化(ノー残業デイの設置や有休取得の推奨等)
- 3位:禁煙・分煙(事業所内の完全禁煙や禁煙の推奨等)
- 4位:スポーツイベントの実施(ウォーキング大会等の社内イベントの実施、ラジオ体操の実施等)
- 5位:メンタルヘルス(産業医や保健師との面談実施、メンタルヘルスチェックの実施等)
- 6位:ストレスチェック(ストレスチェックの実施、そのフォローアップ等)
- 7位:職場環境改善(希望者へ椅子としてバランスボールを支給、事業所内に健康器具や血圧計の設置等)
- 8位:健康企業宣言(健康企業宣言への参加)
3.健康経営に取り組むにあたり、その効果として魅力に感じているもの
- 1位:従業員満足度の向上(従業員の定着率の向上など)
- 2位:従業員の健康意識の高まり
- 3位:生産性の向上(作業効率の向上)
- 4位:業績の向上
- 5位:社内のコミュニケーションの活性化
- 6位:労働時間の適正化、有休取得率増加
- 7位:企業ブランドイメージの向上(採用活動への影響など)
- 8位:メディア等への露出の増加
- 平成31年2月1日
- 望月社会保険労務士事務所
- 代表・特定社会保険労務士
- 望月 正也