SRトピックス Vol.231
サブちゃん(北島三郎)が今年の紅白歌合戦に出場するそうです。なんでも2013年の紅白歌合戦を最後に紅白歌合戦を卒業したとのことで、出場は5年ぶりだそうです。紅白歌合戦で北島三郎の「祭り」を観ると、年の終わりのカウントダウンを感じたものですが、まさか最後の紅白出場から5年にもなるとは思っていませんでした。歳を取ると1年が早く感じられるようになりますが、私の感覚ではつい最近紅白歌合戦を卒業したよう思ってましたので、5年という歳月にビックリしています。改めて自分の年齢を実感させられました。ハア~・・・。皆様、良い年をお迎え下さい。来年も、よろしくお願いいたします。
賃上げ、過去最高を更新~厚生労働省の平成30年調査結果から
- 1.賃上げは過去最高を更新
- 厚生労働省が先月27日、平成30年の「賃金引上げ等の実態に関する調査結果」を公表しました。調査対象企業数は3,543社で、うち有効回答企業数は1,779社。有効回答率は50.2%でした。これによると、定期昇給やベアによる1人平均の賃上げ額は月額5,675円で、前年から48円増え、比較可能な1999年以降で過去最高を2年連続で更新しました。賃上げ率としては2.0%で、前年比で横ばいでした。
- 2.賃金改定の実施状況
- 平成30年中に「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」企業割合は89.7%(前年87.8%)、「1人平均賃金を引き下げた・引き下げる」は0.4%(同0.2%)、「賃金の改定を実施しない」は5.9%(同6.3%)でした。
- 3.賃金の改定額
- 平成30年中の1人平均賃金の改定額(予定を含む)は5,675円(前年5,627円)で、「1人平均賃金の改定率」は2.0%(同2.0%)でした。また、企業規模別にみると、「1人平均賃金の改定額」は、5,000人以上の企業で7,109円(同6,896円)、1,000~4,999人で5,645円(同5,186円)、300~999人で5,247円(同5,916円)、100~299人で5,039円(同4,847円)という結果でした。300~999人規模の企業で改定額が前年を下回りましたが、それ以外では前年比プラスの改定水準となっています。(注)1人平均賃金は、所定内賃金(諸手当等を含むが、時間外・休日手当や深夜手当等の割増手当、慶弔手当等の特別手当を含まない)の1人当たりの平均額。
- 4.定期昇給等の実施
- 平成30年中の賃金改定が未定以外の企業(賃金の改定を実施しまたは予定している企業および賃金の改定を実施しない企業)のうち、定期昇給を「行った・行う」企業割合は、管理職69.7%(前年69.0%)、一般職80.1%(同77.5%)で、管理職、一般職ともに前年より上昇しました。また、定期昇給制度がある企業のうち、平成30年中にベースアップを「行った・行う」企業割合は、管理職24.2%(前年22.9%)、一般職29.8%(同26.8%)で、管理職、一般職ともに前年より上昇しました。
人手不足と景気の上昇を反映し、賃金の上昇傾向は調査結果にも表れているようです。【厚生労働省「平成30 年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」(PDF)】
- 平成30年12月15日
- 望月社会保険労務士事務所
- 代表・特定社会保険労務士
- 望月 正也